筋膜にアプローチする筋膜リリースについて
筋膜リリースは全身にある筋膜の癒着をはがす施術のことで、整骨院・接骨院で施術を受けることが可能です。
ここでは、筋膜リリースで施術する筋膜についてや筋膜の役割、筋膜リリースの効果などについて詳しくご紹介します。
筋膜リリースを受ける方によくある症状
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筋肉が硬いので柔らかくしたい
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運動前に効果的なウォーミングアップを取り入れたい
-
常に肩こりや
腰痛の症状が
あってつらい -
最近、身体が
動かしにくく
感じる
筋膜の身体における役割とは?
筋膜という言葉は近年、テレビや雑誌で取り上げられることが増えてきたため、よく耳にすることも多いのではないでしょうか。
しかし、実際に筋膜がどのようなものか知っている方はあまりいないのではないかと思います。
ここでは、筋膜とはどのようなもので、どんな役割を持っているのか、また、筋膜に問題が生じるとどうなるのか、ご紹介していきます。
【筋膜とは?】
筋膜は全身の筋肉を包み込んでいる薄い膜のことです。
表層から深層まで組織の間に入り込んで、全身に幅広く張り巡らされていることから、別名、第二の骨格ともいわれています。
筋膜は3種類に分類されており、その種類は次のとおりです。
●筋外膜:筋肉全体を包み込んでいる筋肉の最も外側にある筋膜
●筋周膜:複数の筋繊維を包み込んで束ねている筋膜
●筋内膜:筋繊維を包み込んでいる最も内側にある筋膜
【筋膜の役割】
筋膜の役割は主に3つあります。
その役割は次のとおりです。
●筋肉を包んで支える
筋膜は筋肉を包み込むようにしてあり、筋肉を支えて安定性を高めています。
また、組織同士を結びつける働きもあります。
●筋組織の保護
筋肉は伸びたり、縮んだりして動いています。
このときに筋肉同士が擦れて摩擦が生じるのですが、筋膜によって摩擦から筋肉を保護しています。
●力の伝達
筋膜は全身に幅広く張り巡らされている組織です。
そのため、ある部位で生じた力を筋膜を通じて、離れた部位に力を伝達することが可能です。
例えば足裏の筋膜の柔軟性を高めると、太腿の裏の筋肉の柔軟性も高まります。
このように特定の部位の力が、別の部位に作用するのは全身に広がる筋膜の作用です。
【筋膜が癒着するとどうなるのか?】
筋膜は全身に幅広く広がっており、非常に柔らかい組織です。
しかし、筋膜がかたよったり、水分が不足して硬くなったりすると、いわゆる癒着(ゆちゃく)という状態になります。
筋膜が癒着すると筋肉や皮膚がスムーズに動かなくなり、痛みやコリをともないます。
癒着の悪化により、筋膜炎や筋膜性疼痛症候群(MPS)などの症状を発症するケースもあるため、早期に対応した方が良いでしょう。
また、筋膜は筋肉だけではなく、筋膜の近くにある血管やリンパ管、神経にも影響が生じると考えられています。
やさしい筋膜リリースで身体にアプローチ
筋膜は身体を構成する上で重要であり、癒着するとさまざまな症状を引き起こします。
そのため、筋膜が癒着してしまったら早期に対処するべきです。
では、どのようにして筋膜の癒着に対処すれば良いのでしょうか?
そこで行われる施術が「筋膜リリース」です。
【筋膜リリースとは?】
筋膜リリースは、癒着した筋膜をもとの癒着していない状態へと解きほぐす施術です。
施術は筋膜の癒着が引き離れるように、皮膚の表面から筋膜を動かしていきます。
癒着した筋膜が引き離れると聞くと、痛みが強い施術を想像するかもしれませんが、実際には皮膚表面を優しく撫でるようにして筋膜リリースは行われます。
そのため、痛みを感じることはほぼありません。
【筋膜リリースで改善が期待できる症状】
筋膜リリースは筋膜の癒着を解きほぐすため、次に挙げる症状の改善や能力の向上に効果が期待できます。
●肩こり・腰痛
筋膜が癒着して筋肉や血管の動きが悪くなると、肩こりや腰痛の症状を引き起こします。
特に現代ではパソコンやスマホを使用する時間が長く、肩や腰の筋膜が癒着を起こしやすいといえます。
そのため、筋膜リリースで癒着した筋膜を解きほぐしてあげると良いでしょう。
肩と腰の筋肉は連結している筋膜によって包まれているため、どちらか片方に症状が出ると、もう片方にも症状が出るケースもあります。
●筋肉の柔軟性
筋膜の癒着は筋肉の動きを阻害するため、筋肉の柔軟性が乏しくなります。
筋肉の柔軟性が乏しくなると、コリや血行不良、可動域低下などの症状を引き起こします。
筋膜リリースをを行うことによって可動域が広がり、血行が促進されることで筋肉の柔軟性を上げる効果が期待できます。
●パフォーマンス向上
筋膜リリースは運動のパフォーマンスを向上させる効果が期待できるといわれ、近年アスリート業界で行われるようになっています。
筋肉が十分な働きを発揮するためには適度な柔軟性が必要になるのですが、通常のストレッチを行うと筋肉が伸びてしまい、逆にパフォーマンスが下がってしまうことがあります。
ですが、筋膜リリースであれば適度に筋膜を刺激して、ほどよく柔軟性を高めることができます。
また、筋膜リリースには神経を刺激する作用もあり、運動前に筋膜リリースを行うことで神経の働きを高められるともいわれています。
このように筋膜リリースにはさまざまな効果が期待できるため、アスリート業界でも注目されている施術です。
宇都宮市やわらぎ整骨・整体院の【筋膜リリース】
筋膜リリースは、筋肉を包む膜で、筋肉を構成する筋線維一本一本まで覆っています。
この筋膜のどこかにねじれや癒着があると筋肉の動きが悪くなり、血行不良や筋肉自体の動きを制限して、こりや痛みの元になります。
一般的に筋肉をストレッチすれば、筋膜も一緒にリリースされる気もしますが、なかなか難しいです。
筋膜の制限があると、さまざまな症状を引き起こす可能性がありますので、病気の予防になります。
筋膜の動作制限の原因としては、筋肉センサーの不良と脳のフィードバックにあります。
実際の動きと思っている動きにズレがあり、うまく使えないため、筋力低下・筋緊張/筋膜癒着を起こし偏ることで姿勢が悪くなっていきます。
そこで筋膜の不良を戻すために必要な事が、筋膜リリースを行い正しい筋バランス保持になります。
【当院でのアプローチ】
①カウンセリングや動作チェック
どの程度、筋肉が制限を受けて症状に影響しているのかを確認します。(動作検査により、制限を認識していただきます。)
また、左右・前後の動き、重心位置や筋力を評価し、過去に生じたことのある(の原因となりうる箇所)ケガや手術歴など動きを悪くしている原因を見つけます。
②筋膜の癒着の解消
筋膜リリースはストレッチのように一方向に伸ばすのではなく、筋膜をさまざまな方向に解放していきます。
施術箇所をジワーッと「軽く圧迫」て「ゆっくり伸ばす」約数十秒(場合によっては1分以上)表層部から深層部までひと続きにつながっている「膜」にアプローチするので、「圧迫して」適度な圧をかけ、できるだけ広い面積を「ゆっくり伸ばす」のが施術方法となります。
循環が滞っていた箇所が解放されることで、水分や栄養の供給が戻ります
③生理学的に正しい姿勢をキープ
筋膜の癒着が解消できたら、その姿勢を維持できるようにしていきます。
筋膜のこわばりがある部分のセルフケア、筋力が不足しているところはエクササイズによって整えていきます。
これらを継続することで徐々に本来の動きが復活し脳での認識が定着していきます。
④状態の確認をする
動作検査で、施術前と比べてどのくらい可動域が増えて、楽に動かせるようになったのかチェックをしたり、身体の痛みが残っていないか、症状は改善されたかなどを細かく状態を確認していきます。
※日常の生活動作についての改善ポイントのアドバイスもしています。
POINT!
・病気の予防につながります。
・血流の滞りを予防。
・スポーツやダンスなどのパフォーマンス向上。
・美しいボディラインづくり。
・運動後のクールダウンやリカバリー。
※特に成長期に、正しい姿勢を身に着けると身体機能・運動能力が著しく向上するので、この時期に正しい姿勢を習得することが非常に大切です。
著者 Writer
- 院長:磯 和晃(いそ たかあき)
- 取得国家資格:柔道整復師
生年月日:S50.2.3
血液型:A型
出身地:高根沢町
趣味:キャンプ、スーパー銭湯、登山
得意な施術:ファシアケア等
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